Q.偏差値がいい学校はやっぱりいい学校なの?

Q.偏差値?何それ、おいしいの?

A.

ちょっと待ってください。
偏差値はあくまで目安です。
つまり、実態を反映していない可能性もありますし、医学部はどこの大学も偏差値が高くなる傾向にあります。
人気の学部は偏差値が高くなり、そうでない学部は偏差値が低くなるのが日本の大学の特徴です。

例えば東大や京大など、全国から志願者が集まる大学は偏差値が高い傾向にあります。
偏差値を高める方法はありませんが、あなたがもしどうしてもやりたいことがあるなら、偏差値なんて気にせずに、その大学を目指しましょう。
大学によって活動内容は大きく異なりますが、学生の質は偏差値と高い相関関係にあります。
優秀な学生は、やはり難関大学に多く在籍しているものです。

高校には、偏差値という名の学力ランクがあります。
むしろ、それが当たり前だと長年信じ込まされてきたのではありませんか?大学においては、偏差値より、卒業後にその人がしたことが問われます。
どんなに偏差値の低い大学にも、ピカリと光る黄金の粒はいるものです。
数値で人を決め付けるのは、日本の学校教育の悪い癖ですので、気をつけましょう。

Q.偏差値は重要なのか?

A.

偏差値は、ある教育機関により、生徒の学力を測定するものさしとして導入されました。
始めはトップ校を中心とした尺度だったのですが、いつしか中堅校同士の争いの口実になり、今では学校同士の序列のものさしになっています。
つまり、ほとんど用無しなのです。

大学入学後は、多くの人が就職します。
そして、人気企業は難関大学の学生を優先して採用しますし、出世も難関大学出身者が優先されます。
そのため、皆がいい大学やいい企業に殺到します。
でも、もうそんな時代はとうに過ぎ去りました。
これからの時代では、人間力が重視されます。
ガリ勉ではなく、きっちりとクラスに貢献できる秀才が評価され、日ごろの行いを正しく測定し、成績に反映させようとしています。
これが、21世紀の学力測定法です。

本来、日本人は義を尊ぶ民族です。
いろいろあってエコノミックアニマルとか言われちゃいましたけど、他人に親切にできる人が上に立ってこそ、本来あるべき社会が形成できると誰もが思っています。
いい大学には良家のご子息やご令嬢が在籍されている場合もありますし、育ちのいい家庭の子供は、それなりの教育を受けています。
つまり、偏差値の高い大学=いい大学ではなく、いい大学⇒偏差値の高い大学という順序が正しいのです。