Q.音大ってどんなところ?

音大ってどんなところですか?

音大とは音楽大学の略称であり、文字通り音楽や音楽学を専門としている単科大学のことです。
音楽に関するさまざまなことを学ぶことができるのが特徴です。
指揮や作曲、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器などの演奏技術を高めたり、学問的な知識を得ることができます。

通常の大学とは異なり、個人レッスンをメインとして教育手法を採用しています。
これはクラシックの世界では伝統となっている師弟制を核としています。
芸術大学の中に音楽学部が含まれているケースもあります。

日本には単科大学として国公立の音楽大学は一校存在しています。
音楽学部が設置されている国立大学は東京芸術大学だけとなっています。
他には、公立大学として3つの大学に音楽学部が設置されています。

つまり、基本的には日本では単科の音楽大学は私立大学のみとなっているのです。
そのため、学費はかなり高く、そのために受験をするためのハードルが高くなっています。
学費が高い理由としては私立大学であるというだけではなく、個人レッスンがメインとなっていることにも原因があります。

また、学費以外にも、楽器を購入したり、それを維持するためにもお金がとてもかかります。
特にヴァイオリンを専攻している人では数千万円もする楽器を扱っているケースもあります。
どのような楽器でも良い物を揃えようと思えば数百万円のお金がかかってしまうでしょう。

そして、音楽大学を受験するような人は独学で勉強をしても合格は難しいため、先生を雇って特別指導を受けるのが普通です。
膨大な練習時間も必要となります。
そのため、誰でも簡単にチャレンジできるような世界ではありません。

音楽大学のレベルはどうなっているのですか?

合格するための難易度の高さでいえば、やはり東京芸大が最も難しいです。
また、東京音大や武蔵野音大、国立音大なども難易度の高いことで知られています。
それでは、大学のレベルはどのようになっているのでしょうか。

客観的な評価の仕方としては、著名なコンクールに入賞している人の数を比較する方法があります。
このような見方でも、やはり東京芸大がトップとなっています。
その他の大学では、それぞれ得意分野があり、芸大に匹敵するところもあります。

声楽ならば国立音大や東京音大が優秀であり、ピアノならば東京音大や桐朋学園、管楽器ならば国立音大となっています。
人気の高さでいうと、世間的に知名度の高い大学は多くの受験生が集まる傾向にあります。
どこの大学を選ぶのか考える時には、それぞれのタイプによって適した大学を選ぶべきでしょう。

たとえば、芸大に入学してしまうと、周りにレベルの高い学生ばかりが集まっているため挫折する可能性があります。
また、自分が師事したい先生のいる大学を選ぶというのは一般的です。
自分に適した先生に巡りあうことができれば、それはとても素晴らしいことでしょう。